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【対戦動画】デッキのトリガー率80%超え!?新型トリビ『4cザクスコットジャオウガ』紹介

お久しぶりです。かにかまです。また前回から一か月経ってる…。

今回は動画でも使用したデッキの紹介記事です。

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サムネ用

デュエル・マスターズの醍醐味とも言える逆転要素、シールド・トリガーを多用したデッキです。トリガー持ちのカードといえばかつてはそれ以外の効果を一つしか持たない、専ら防御専用のカードが多かった印象ですが、近年のトリガーはツインパクトで強力な受け呪文を兼ね備えたマナブースト持ちクリーチャーや、<銀河大剣 ガイハート>を持って自分から殴りに行けるドラグナーなど様々な場面で使えるものが増えてきました。そのため、トリガーカードを大量に積みながらも自分から押し付ける動きもある攻防一体のデッキを構築することも可能だと考えました。

そこで目をつけたのがこのカード。

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離れる時に進化元にしていた盾のトリガーを使うというトリガー中心デッキにする意義を作り出すカードで、4マナパワー6500のWブレイカーというビートダウン性能も申し分ないスペックです。

また、このカード1枚で自分の盾1枚、相手の盾を2枚と合計3枚盾を削ることが出来るため、2ターン目にブースト付きクリーチャーから3ターン目にこのクリーチャーに繋げば、2ターン目に出したクリーチャーの攻撃も合わせれば「鬼タイム」の発動が出来ることに着目しました。

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 <鬼ヶ覇王 ジャオウガ>は2→4→5の流れで綺麗に召喚することが可能で、相手のクリーチャーを一掃したうえで自分は<ザクス・コット>の効果でトリガーカードから追撃を行うことが出来るという完璧な噛み合いを見せてくれるカードです。とても面白いながらも強力なコンボであると思い、デッキにまとめ上げました。

驚異のトリガー率を誇る新デッキの全貌を是非ご覧ください。

 

もくじ

 

デッキコンセプト

 2コストブーストクリーチャー→<ザクス・コット>と繋ぎ2体で相手の盾をブレイク、3ターン目に相手と自分の盾の合計を6枚以下まで削る。鬼タイムが発動するので、<鬼ヶ覇王 ジャオウガ>を5マナで召喚。この時に全てのクリーチャーを破壊するが、<ザクス・コット>の離れた時の能力により進化元となっていたトリガーをそのまま使用することによって自軍の破壊もアドバンテージに変換可能。スピードアタッカーを供給し得るカードを進化元に出来ていた場合は、召喚してそのままダイレクトアタックまで持ち込むことが出来る。

 

デッキリスト

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採用理由

ブースト枠

青銅のバンビシカット/「我が力、しかと見よ!」×4

上はガチンコ・ジャッジに勝つことで1ブースト出来る自然クリーチャー、下は12000単体火力+ジャッジ勝利で1ドローの火の呪文のツインパクトです。

ジャッジで参照するコストは4~10となり、全体的にコストが高いトリガーのカードを数多く採用しているためガチンコ・ジャッジに勝ちやすく、生き物が残るブーストとして十分期待できます。

下面の呪文は一部のトリガーを封じる<暴走龍 5000GT>などを処理可能で、ジャッジに勝ちやすいため複数アドバンテージを獲得できます。

初動と火文明確保、強力な受け呪文としてゲームを動かすなどの多岐に渡る役割があり、4枚採用しました。

 

天体妖精エスメル/「お茶はいかがですか?」×4

上は自身のシールドを1枚マナに変換できるクリーチャー、下は一時的な盾追加のツインパクトです。

自分の盾を減らしながら殴り手になることで2コストながら、3ターン目には盾を合計2枚削ることが出来ます。これにより<ザクス・コット>だけではなく後述の<死海秘宝ザビ・デモナ>→<STARSCREAM-BOT MODE->でも3ターン目から鬼タイムに入ることが出来るようになります。

下の呪文ですが、盾追加という性質上、このデッキでも貴重な<勝熱英雄 モモキング>などのアンタッチャブルを受けられる(可能性がある)呪文になっています。トリガー率が高いデッキであるため、更なる防御力の向上も見込めます。

初動、光文明確保、防御力向上を兼ね、こちらもなるべく引きたいので4枚採用しました。

 

4コスト殴り手枠&ジャオウガ

英知ザクス・コット×4

コンセプト。自分の盾を1枚引き換えに、相手の盾を2枚削ります。このカードだけで盾を合計3枚削ることが出来る唯一無二のカードであり、4枚採用です。地味ながらパワーも6500あるので、<バックラスター>のバトル効果でも破壊されません。

また、かの<サイバー・I・チョイス>と同じく「カードを使う」というテキストをしており、ツインパクトはどちらかの面がトリガーを持っていればどちらの面でも使用することが出来ます。そのため、このクリーチャーの下から<天地命動 バラギアラ>を呼び出すことも出来ます。さらに、トリガークリーチャーを「召喚」してバトルゾーンに出すため、<洗脳センノー>などの召喚以外のメタをすり抜けることができます。

注意点として、下のトリガー効果を処理してからゾーンの移動を行うので、破壊されるときに下から<輪廻暴冥>を使用して事実上除去耐性といった使い方は出来ません。

 

死海秘宝ザビ・デモナ×3

<ザクス・コット>以外に3ターン目に鬼タイムを発動させられるトリガー持ちの札として採用しました。超次元ゾーンを圧迫するものの、盾を削る際には<STARSCREAM-ALT MODE->を、<奇石 ミクセル>などの軽量クリーチャーを破壊したい時は<その先の未来へ、カミヤ・ミキ・ユア・ナルハ>を出すなどユーティリティに富んだカードです。

自身を破壊して墓地に送り込んでおくことにより<輪廻暴冥>などで使いまわしが出来ます。

細かいプレイングですが、この効果を発動するために破壊するクリーチャーは「闇または火」のクリーチャーなので、一度使ったサイキック・クリーチャーを破壊して再び呼び出すことも出来ます。覚えておきましょう。

 

鬼ヶ覇王 ジャオウガ×3

鬼タイム発動時に5コスト軽減で召喚出来る盤面リセットカードです。

コンセプトにもある通り<ザクス・コット>を巻き込むことで、相手のクリーチャーをしながら追撃を行うことが出来る強力なカードです。召喚されたターンには一切バトルゾーンを離れない為、自身は<ミクセル>などの影響を受けずにバトルゾーンに残り、邪魔なメタクリーチャーを除去した上で追撃を加えることが出来ます。

まぎれもなく強力なカードではありますが、十分に盾が減っていない時の弱さ、このカードを絡めずに勝つことも出来ること、後から引けばいいことを加味し3枚に抑えました。

また、注意点として、全破壊は「バトルゾーンに出た時」で除去耐性は「召喚されたターン」なので、<父なる大地>が入ったデッキに対してはなるべくマナに置かないようにしましょう。

 

<ザクス・コット>で出したいSA枠

最終龍覇 ロージア×4

ブロッカー持ち、自身のマナと同じ文明を持つ4コスト以下のドラグハート・ウェポンをつけられるドラグナーです。<ザクス・コット>から暴発して自分のターンに<銀河大剣 ガイハート>をつけても強力で、受けとしても<将龍剣 ガイアール>を装備することでパワー3500以下のクリーチャーを破壊出来ます。

<ザクス・コット>のための光文明マナを供給出来ることもあり、4枚採用です。

 

最終龍覇 ボロフ×2

追加の<ガイハート>を装備できるドラグナーとして採用しました。こちらは1コスト重い代わりにサルベージ能力を持っており、アドバンテージを稼ぐことが出来ます。

能力自体は悪くないのですが、コスト7と高く、パワーも低いためあくまでサブとしての2枚採用です。

 

龍装車 マグマジゴク/地獄スクラッパー×2

自身がSAを持つため、超次元ゾーンの使用を制限する<希望のジョー星>に左右されずに使用することが出来ます。登場時に相手と自分の盾を1枚ずつ削ることが出来るため、このカードからまたSAを供給出来ることも少なくありません。

下面は5000までの割り振り火力で、『バーンメア』系統に採用されているGRクリーチャーなどであれば2体程度の除去は出来るでしょう。

<地獄スクラッパー>面で使用した後に<鬼札王国>から釣り上げられるので、採用自体は考えていましたが今回は<ボロフ>も積んだため枚数を抑えました。

 

汎用トリガー枠

闇鎧亜 ジャック・アルカディアス×2

主に超次元ゾーンを封殺する<希望のジョー星>対策として。<ジョー星>だけではなく、コスト4以下のクリーチャーや<卍 新世壊 卍>などのカードも剥がせる汎用性の高いカードです。

火・闇というカラーリングの多色が多い上に、能動的に使うカードというよりは相手の動きに合わせる受動的なカードなので枚数を抑えました。

 

襲来!鬼札王国×2

通常時は8コスト以下蘇生か8コスト以下破壊のどちらかを、鬼タイム発動時は両方使える2020年のトリガー呪文。蘇生効果は呪文として使用した<バンビシカット>や<エスメル>を打点にしたり、<ザビ・デモナ>からブロッカーの<ザビ・ガンマン>を出したりします。破壊対象も<蒼き守護神 ドギラゴン閃>や<勝熱英雄 モモキング>といった強力なクリーチャーを射程圏内に収めており、どちらの効果を取っても優秀なカードです。

しかしながら、この記事の構築では蘇生効果が真価を発揮しきれていないと感じたため、枚数を抑えました。採用候補カードとして後述する<バーンメア・ザ・シルバー/オラオラ・スラッシュ>を採用する場合は、<オラオラ・スラッシュ>の空撃ちから蘇生に繋げられるようになるため。増量が検討出来ます。

 

ナチュラスコーピオン×4

自他問わずクリーチャーをタップインでマナに置くことが出来るクリーチャーです。太字にした部分がとても強力で、トリガーした時にこのクリーチャー自身をマナに送って次の行動に繋げたり、相手のキリフダッシュ用のマナを増やさずにマナに送ったり、<奇天烈 シャッフ>などの効果で攻撃出来なくなった<ザクス・コット>をマナに送って暴発させたり他のクリーチャーをマナに送るカードとは違う動きを行うことが出来ます。

トリガーとして強力な上に、自然文明の枚数を確保したいこともあり4枚採用しました。

 

バラギアラ

天地命動 バラギアラ/輪廻暴冥×4

後述する<輪廻暴聖>を持つバラギアラでもそうですが、<ザクス・コット>から使用してバトルゾーンに出すのは「召喚」であるため、<ジャオウガ>のコンボを決めてクリーチャーとして使用した場合はマナをアンタップすることが出来ます。そのため、下の呪文を撃つマナや他のカードを使う手札が足りていればそのまま追加の行動を行えます。相手の盤面を一掃した上でパワー17000のクリーチャーを2体並べるのは非常に強力と判断したため、2種計6枚を採用しています。

呪文面ですが、相手クリーチャー1体の-4000と5コスト以下のクリーチャーの蘇生が行えます。進化クリーチャーも蘇生出来るため、シールドが残っていれば<ザクス・コット>も蘇生できます。<U・S・A・BRELLA>や<洗脳センノー>などの踏み倒しを咎めるクリーチャーを除去した後に蘇生を行うことが出来るのが評価点です。

コストは6と少々高いですが、自然文明と闇文明の確保、破壊+蘇生アドバンテージが強力であり4枚採用しました。

 

天地鳴動 バラギアラ/輪廻暴聖×2

相手にアンタップしているクリーチャーを2体までタップさせ、自分は1枚ドロー出来ます。相手が選ぶため、アンタップしているクリーチャーが少なければ<オニカマス>などですら止められます。

こちらはコストが5と、ブーストクリーチャー→<ザクス・コット>→<ジャオウガ>という流れで<ザクス・コット>の下から召喚した時にマナをアンタップしてからそのまま呪文を唱えて1枚ドロー出来るのが評価点です。しかし、<輪廻暴冥>に比べると相手依存である点、相手の盤面を枯らしてからの効力が薄い点を考慮しこちらは2枚採用です。

超次元ゾーン

STARSCREAM-ALT MODE-×2

<ザビ・デモナ>から呼び出せる4コストSAクリーチャーで、ガチンコ・ジャッジに勝つとW・ブレイカーを持つ<STARSCREAM-BOT MODE->に裏返ります。4コストSAかつトリガーという条件にマッチしており、ガチンコ・ジャッジに勝ちやすいのでW・ブレイカーとして活躍できるカードです。

<輪廻暴冥>から<ザビ・デモナ>を釣る中でも特に優先して出したいクリーチャーであり、2枚採用しています。

 

その先の未来へ、カミヤ・ミキ・ユア・ナルハ×1

アンブロッカブルのマッハファイターで、パワー4000までのクリーチャーをほぼ確実に処理することが出来ます。

とりあえず1枚あるとクリーチャーを除去する選択肢が出来るので1枚採用です。

 

時空のジキル ザビ・ガンマン/時空のハイド ジオ・マッチョ×1

ブロックする前はパワー1000と頼りないですが、ブロックしてバトルに入ると墓地を肥やしつつ、最低5000でバトルを行います。

<ザビ・デモナ>から呼び出せる唯一のブロッカーであり、防御札としても使用できるようになるため採用しました。

 

銀河大剣 ガイハート/熱血星龍 ガイギンガ×1

装備したドラグナーにSAを与え、自分のクリーチャーの2回目の攻撃終了時に龍解して強力なアタッカーになります。<マグマジゴク>などからドラグナーを捲った時に積極的に使いたい1枚で、龍解出来ればそのままゲームを決めることも出来るでしょう。

殆どの場合は<ガイギンガ>が1体龍解すればゲームを決められると判断したため1枚ですが、<終末の時計 ザ・クロック>などを踏んで龍解タイミングを逃してしまった場合に後続のドラグナーにSAを付与できないことも想定されるので、超次元ゾーンを圧迫している<ザビ・デモナ>や<ボロフ>を減量する場合は2枚への増量も考えられます。

 

将龍剣 ガイアール/猛烈将龍 ガイバーン×1

ドラグナーから強制バトルを放ちます。当デッキでは<ガイギンガ>で攻撃する以外の龍解方法は存在しないので、殆ど使い切りになってしまいます。

それでも、<ロージア>がブロッカーとバトルで2体処理出来るようになるのは強力であり、1枚超次元ゾーンの枠を割く価値はあります。

 

獄龍刃 ディアボロス/破滅の悪魔龍 ディアジゴク×1

装備時に墓地からクリーチャーを1枚サルベージできます。呪文として墓地に行った<エスメル>を<「お茶はいかがですか?」>で使用するために回収したり、ハンデスされたクリーチャーを回収します。

リソース補充札が少ないため、相手の攻撃に対して十分対処できる場合やどうしても使いまわさなければいけないカードがある時の選択肢として採用しています。

 

神光の龍槍 ウルオヴェリア/神光の精霊龍 ウルティマリア×1

装備したクリーチャーをブロッカーにする、実質<ボロフ>専用のウェポンです。<異端流し オニカマス>など<ガイアール>での処理が不可能なクリーチャーに対して使います。使いどころ自体はありますが、上のドラグハート3枚に比べると汎用性が大きく劣ります。<ウルティマリア>はパワーは7500と高めですが、龍解しても相手プレイヤーを攻撃することが出来ないのもマイナスポイントです。

また、<ボロフ>自体のカードパワーが<ロージア>に比べると低く、このためだけに超次元を圧迫したくないという意見も一理あります。

 

デッキの強み・弱点

とにかくトリガーが厚く、強力な1体で殴ってくるデッキに対してこちらのトリガーの使用回数で相手を上回る打点形成や除去を行うことが出来ます。半端に殴ればトリガーや鬼タイムが発動した<ジャオウガ>でカウンターを喰らわせることが出来ます。

<ガイギンガ>や<ジャオウガ>などの強力なSAのフィニッシャーがいるため、自分から能動的に攻めていけるのも魅力的です。

反面、<ミクセル>や<オーリリア>などの相手のカード使用を制限するカードは殆ど入っておらず、相手を詰める際には殴る順番を慎重に考える必要があります。また、破壊などの妨害手段やリソースを相手の攻撃からのカウンターに大きく依存しており、自己完結しているコンボ、ループデッキ(例:オカルトアンダケイン、ネバーループ)やこちらのリソースを奪うデッキ(例:ハンデス系統)を苦手としています。

さらに、トリガー33枚と聞くだけでは一見難攻不落の壁に見えるかもしれませんが、実際は単体除去のトリガーが多く、バーンメア系統など複数体の処理を要求されるデッキに対しては繊細なプレイングが要求されます。

 

その他採用候補カード

バーンメア・ザ・シルバー/オラオラ・スラッシュ

SAを2体も供給出来る上に、下は自然文明です。攻めに使えるカードでありながら、初動を出す手助けが出来る自然文明を持つとても強力なカードです。<希望のジョー星>に阻まれにくいのもポイントであり、安定したSA打点を供給出来ます。

<ジェイ-SHOCKER->を採用することが出来るようになるため、相手の受け札をケアすることも視野に入れられるようになります。また、<The ジョギラゴン・アバレガン>で自分の盾から唐突のSA打点を供給することも可能になります。マナドライブ6とやや厳しい条件ではありますが、<ダダダチッコ・ダッチー>から<ロージア>を踏み倒すチャンスを作るなど、強力なGRクリーチャー達をフルに活用できるのが何よりも強力です。

<オラオラ・スラッシュ>は触れたくないので盤面に残りやすい<ザクス・コット>や耐性持ちで生き残った<ジャオウガ>を攻撃のターゲットに変えることで防御として活用出来るようになります。最悪<襲来!鬼札王国>から釣り上げるプランを見据えて、空撃ちする選択肢があるのも悪くないでしょう。

本体にGR周りと値段は高くなりますが、改造時には積極的に投入したいカードです。

 

罪罰執行 ジョ喰ンマ

名目コストは8ですが、無月の大罪3を使用することで5コストで相手のクリーチャーを破壊することが出来ます。<バンビシカット>のガチンコ・ジャッジを勝ちやすくしたり、<ザクス・コット>を能動的に破壊することが出来るカードが増えたりします。

「オーラ」の効果なので、対処しづらい<モモキング>を破壊出来るのは他のカードにない評価点。

 

零龍

相手に手札をもう一枚与えてしまうものの、ハンドレスによる息切れをバックアップしてくれる<手札の儀>、<輪廻暴冥>や<鬼札王国>で満たせる<復活の儀>、<ジャオウガ>や<地獄スクラッパー>で満たせる<破壊の儀>、<復活の儀>やトリガー呪文で貯めた墓地で満たせる<墓地の儀>を満たした後にフィニッシャーとして使用できます。

<手札の儀>は手札補充がしづらいこのデッキにおいて、ハンドレスの状態から打点を追加出来るのが強力ですが、それ以外の儀がどうも条件を達成しづらいので相手の手札+1に見合う活躍を見せてくれるかが疑問点。上の<ジョ喰ンマ>が入ると<破壊の儀>は満たしやすくなるでしょうが…。

 

超次元ホワイトグリーン・ホール

超次元ゾーンから<勝利のプリンプリン>を呼び出して盤面のクリーチャーを止めつつ、マナ回収と盾追加が出来ます。このデッキに足りない複数盤面対処を担うことが出来る上に、盾を仕込むことが出来るので防御を固めたり<ザクス・コット>に好きなトリガーカードを送り込むことが出来ます。

その代わり、超次元ゾーンの選択はより一層難しくなることでしょう。

 

最終決戦だ!鬼丸ボーイ/超次元オニシュラ・ホール

1コスト重い代わりに、パワー3000になり呪文面で<勝利のガイアール・カイザー>などのSAを供給出来る<ジャック・アルカディアス>です。

どのタイミングで<ザクス・コット>から使用されてもそれなりに仕事をしてくれる点は優秀ですが、やはり超次元ゾーンの圧縮が気になる所です。

 

影より出でて影に還るシャドウ

鬼タイムとはややアンチシナジーですが、盾を追加出来るのでより防御力がアップします。相手のクリーチャーを強制的に攻撃させて、盾からリソースを得たりタップキルを狙うことが出来ます。

 

ファビュラ・スネイル/ゴルチョップ・トラップ

<バンビシカット>のジャッジが勝てなかった時や、そもそも2コスト初動で動けなかった時のバックアップに使用できます。<ジャオウガ>は勿論、<ザクス・コット>も<バーンメア>も軽減対象であり、生き残れば大型を出す手助けをしてくれます。

下の呪文は貴重な全体除去であり、選べないクリーチャーも<センノー>などのパワーが高いクリーチャーもまとめて一掃できます。

 

その他スパーク系トリガー

「キリフダッシュ」や<BUNBUN・ヴァイカー>などトリガー処理後に効果が発動するカードに対しても有効な<閃光の守護者ホーリー>、GRクリーチャーを活用できる<♪仰ぎ見よ閃光の奇跡>、ツインパクトで呪文面→<鬼札王国>と繋ぐことで相手を全体フリーズできる<龍装の調べ 初不/ホーリー・スパーク>などが採用候補に挙がります。どれも一長一短であり、改造時にどのような点を重視するかで使い分けましょう。

 

 

終わりに

デュエル・マスターズの花形であるシールド・トリガーをフル活用出来る面白いデッキに仕上がったかと思います。繊細なプレイングを要求されるデッキですが、相手の攻撃に対して全てトリガーを使ったり、<ジャオウガ>による全体破壊からの<ザクス・コット>による追撃など一度使うとまた使いたくなる楽しいデッキです。是非一度お試しください。

また、私が管理人を務めるチャンネル「かにかまDM研究所」において、実際にこのデッキを使った対戦動画を見ることが出来ます。興味のある方は是非ご覧ください!

 

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それでは、今回もご覧いただきありがとうございました。また次の更新でお会いしましょう!